東日本 TEL 03-3459-6571
西日本 TEL 06-4395-0181
  Auto Trace
Raychem 正規販売・エンジニアリング代理店 
省エネ省コストサポート!
  Raychem
  ホーム
   製品案内
   トレースヒーター
   ヒーター
   トレース説明
   トレース施工写真
   盤製作
   保温保冷
  会社案内
  カタログ
  お問合せ
 

電気トレース

概 要

自己制御ヒーター(オートトレースヒーター)[レイケム]は、自己制御性で並列回路のヒーターです。
温度調節器を使用しなくてもオーバーヒートしたり燃えることもないので、
信頼性のある安全な凍結防止プロセス保温ができます。
また、並列回路構造の為、現場で必要な長さに切って使用できます。
これにより簡単な施工を実現できます。

自己制御性の原理

 断面図

自己制御ヒーター(オートトレースヒーター)[pentair・レイケム]は、
ポリマー
と導電性カーボンとの特殊な配合から成る抵抗素子により、2本の導体全長にわたり無数の並列的電気回路が形成されます。

素子が熱くなると、このコアが膨張し、これにより電気抵抗が増加しヒーターの出力が減ります。コアの温度が下がると収縮し、電気抵抗が減ってヒーターの出力が上がります

この刷新的な技術により、自己制御ヒーター(オートトレースヒーター)は温度の変化に対する反応を繰り返し続けます

自己制御ヒーター(オートトレースヒーター)[タイコ・レイケム社]が冷めた部分ではコアがわずかに収縮し、導電性カーボンの結合が密になり多数の電流通路を形成します。コアの通電により自己制御ヒーター(オートトレースヒーター)は発熱します

②より暖かい部分ではコアがわずかに膨張し、多数の電流通路が切断されます。電気抵抗が増加し、自己制御ヒーター(オートトレースヒーター)の出力が下がります。

③熱い部分では、コアの膨張により電流通路がほとんど切断されます。
高い電気抵抗のため、出力はほとんどゼロになります。

基本構造

 構造図
① 並列な2本の導体
② 導電性ポリマー抵抗体
③ 絶縁用ジャケット
④ 錫メッキ銅編組
⑤ 編組保護用被覆

 電気特性

 出力グラフ  

自己制御ヒーター(オートトレースヒーター)[pentair・レイケム]が他の電熱線ヒータと大きく異なる点は、
自己制御型(セルフレギュレーティング)
並列回路(パラレスサーキット)

自己制御性
周囲の温度に応じて熱出力をヒータ自身が制御します。
〈適切な出力コントロール〉
周囲温度が高い→小さい熱出力
周囲温度が低い→大きい熱出力